Fireflies.aiレビュー(2026年版)——あなたに合うAI議事録ツールなのか?
Firefliesは、このカテゴリで最も深いCRM連携を備えた、チーム志向の実力派ミーティングアシスタントです。しかし無料プランには保存上限とわかりにくいクレジット制が隠れており、シートごとの料金体系は個人よりチーム向けに作られています。得意なことと苦手なことを、公平な視点で見ていきます。
Fireflies.aiは、多くの営業チームやオペレーションチームに選ばれている議事録ツールです。すべての通話をCRMに送り込み、全社横断で検索でき、会話インテリジェンスとして分析したい——そんなチームのためのツールです。「Fred」という会議ボットがZoom・Google Meet・Teamsの通話に参加し、その上に分析機能とインテグレーションが積み重なっています。このレビューでは、Firefliesが本当に得意とすること、料金の落とし穴、そしてWaveのようなシンプルでモバイルファーストなツールとの違いを見ていきます。
Fireflies.aiの優れている点
- 深いCRM・アプリ連携。FirefliesはSalesforce・HubSpot・Pipedriveをはじめ200以上のツールとネイティブに接続し、ノートと要約を該当する連絡先や商談へ自動で送り込みます。これが最大の強みです。
- 無制限の文字起こし。無料を含むすべてのプランで、文字起こしとAI要約は無制限です。文字起こしの量で課金されることはありません。
- AskFredと会話インテリジェンス。複数の会議を横断して質問でき、センチメント分析、トピックトラッキング、チーム分析など、営業コーチングに実際に役立つ機能が揃っています。
- 幅広いキャプチャ手段。ボットに加えて、FirefliesにはいまやiOS・Androidアプリ、デスクトップアプリ、Chrome拡張機能があり、スケジュール済みのビデオ会議以外もキャプチャできます。
- 充実した言語サポート。100以上の言語での文字起こしに対応しており、国際的なチームにもしっかりフィットします。
Fireflies.aiの物足りない点
- わかりにくいクレジット制。「無制限の文字起こし」自体は本当ですが、AskFred・アクションアイテム・スマートハイライトといったAI機能は、上限のあるAIクレジットのプールを消費します。しかも、最初に付与されるクレジット数は登録経路によって変わることがあります。
- 無料プランの保存上限。無料プランで保存できる音声は約800分まで。アップグレードしない限り、古い録音から順に消えていきます。
- シート単位の、チームファーストな料金。Firefliesの料金と設計はチームを前提にしています。自分のノートが欲しいだけの個人にとって、シート単位のプラン構成は過剰に感じられがちです。
- 本質はボット中心。最も成熟した体験は、今もFredがスケジュール済みのビデオ会議に参加する形です。クラウドファーストで連携の多いモデルに伴うプライバシー面のトレードオフを指摘するレビュアーもいます。
2026年のFireflies.aiの料金
Firefliesには4つのプランがあります。以下は2026年に公表されている年払い料金で、変更される可能性があるため、Firefliesのサイトでご確認ください:
- Free:文字起こしとAI要約は無制限、保存は約800分まで、AIクレジットは1回限りの限定付与。
- Pro:年払いで月額約10ドル/ユーザー(月払いは約18ドル)。保存容量と月次のAIクレジットが増えます。
- Business:年払いで月額約19ドル/ユーザー。上限の引き上げとチーム機能が加わります。
- Enterprise:年払いで月額約39ドル/ユーザー。高度なセキュリティと管理機能付き。
Waveとの比較
Waveは、Firefliesユーザーにおなじみのボット型ワークフロー——Zoom・Google Meet・Teamsに参加するカレンダーアシスタント——をカバーしながら、まず個人のために作られており、仕組みをシンプルに保っています:
- 解読すべきクレジットなし。話者ラベル、AI要約、アクションアイテム、Waveへの質問チャットは、すべての録音に付いてきます。別枠のAIクレジットをやりくりする必要はありません。
- 実際の発信者番号での電話録音。Waveの内蔵ダイヤラーとPhone BridgeがiPhoneとAndroidの発着信を双方の音声込みで録音します(有料機能)。ボットが電話をかけてくるのではなく、実際の番号のままです。
- ボットなしのデスクトップキャプチャとApple Watch。Mac・Windows版のWave Desktopがボットなしでマイクとシステム音声を録音。Apple Watchなら手首から録音を開始できます。
- 保存され、検索でき、つながる。すべての録音は文字起こしの隣に保存されいつでも再生でき、Voice IDがセッションをまたいで話者をラベル付けし、MCPサーバーによってClaudeやChatGPTからライブラリを照会できます。
正直なトレードオフも書いておきます。チームがCRMの中で動いていて、SalesforceやHubSpotへのノート自動同期と全社的な会話分析が欲しいなら、Firefliesの連携の深さはなかなか超えられず、そこではWaveは軽量です。Waveの無料プランは月30分の録音付きで、有料は月額14.99ドル(年払いなら月額11.67ドルから)で録音は無制限です。詳細な比較はWave vs Fireflies.aiをご覧ください。
長所と短所まとめ
| 長所 | 短所 |
|---|---|
| Salesforce・HubSpotなど200以上の連携 | わかりにくいAIクレジット制 |
| 全プランで文字起こし無制限 | 無料プランの保存は約800分まで |
| AskFred+会話インテリジェンス | チーム向けのシート単位料金 |
| 100以上の言語に対応 | 最も成熟したワークフローは今もボット |
結論
すべての会話をCRMに流し込み、その上に分析を載せたい営業・オペレーションチームにとって、Fireflies.aiは有力な選択肢です。その連携の深さに並ぶツールはほとんどありません。一方、クレジット制を解読したりシート単位で支払ったりせずに、自分のためのきれいなノートが欲しいだけの個人には、少し重たいツールです。もしあなたがそうなら、Waveの無料プランを試して、よりシンプルな仕組みのほうが合うかどうか確かめてみてください。
Fireflies.aiに関するよくある質問
2026年、Fireflies.aiは使う価値がある?
会議をSalesforceやHubSpotといったCRMに自動同期し、会話分析まで行いたいチームには十分に価値があります。200以上の連携とAskFred検索は際立っています。一方、自分のノートが欲しいだけの個人にとっては、シート単位の料金とクレジット制が必要以上に感じられるかもしれません。
Fireflies.aiの無料プランの制限は?
無料プランでは文字起こしとAI要約が無制限に使えますが、音声の保存は約800分までで、AskFredやアクションアイテムなどのAI機能に使うAIクレジットは1回限りの限定付与です。最初に付与されるクレジット数は、登録経路によって変わることがあります。
Fireflies.aiとWaveの違いは?
Firefliesはチーム・CRM志向で、会議ボットを中心に深い連携、シート単位の料金、AIクレジット制で構成されています。Waveは個人ファーストです。AI要約とチャットはすべての録音に付属し(クレジットなし)、iPhoneとAndroidで実際の発信者番号のまま電話を録音でき、Apple Watchやボットなしのデスクトップでキャプチャでき、再生可能な音声を残します。CRMの深さではFireflies、シンプルさとキャプチャ範囲ではWaveに軍配が上がります。
