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Wave vs Fireflies.ai

会議の文字起こしでWaveとFireflies.aiを比較します。モバイルファーストのローカル録音は、ボット型のビデオ会議キャプチャとどう渡り合うのか見ていきましょう。

Fireflies.aiは、会議の文字起こしをCRMに流し込みたい営業チームや組織の間で高い評価を確立してきました。Waveは異なる相手のために作られています——会話がZoomと同じくらいの頻度で、対面や電話でも起きる人たちです。どちらも文字起こしとAI要約を生成しますが、録音方式の根本的な違いが、無視できないトレードオフを生みます。

それぞれのツールが本当に優れている点と、物足りない点を見ていきましょう。

録音の仕組み:1つの方法か、4つか

WaveとFireflies.aiの最大の違いは、録音の手段をいくつ用意しているかです。

Fireflies.aiは、「Fred」と呼ばれるボットをZoom・Google Meet・Microsoft Teamsのビデオ会議に送り込む方式です。ボットは参加者として会議に入り、音声を録音してクラウドで処理します。スケジュール済みのビデオ会議には有効ですが、録音ボットとラベル付けされた余分な参加者が、会議の全員の目に入ることになります。これを気が散ると感じる人もいますし、ビジネスの場面によっては気まずさが生まれます。

Waveには4つの録音方法があります。Zoom・Meet・Teamsの通話に会議ボットを送る(Firefliesと同じ方式)。Mac・Windows版のデスクトップアプリで、誰にも気づかれずにあらゆる通話のシステム音声をキャプチャする。実際の電話番号が相手に表示される内蔵のVoIPダイヤラーで、会議にダイヤルインしたり電話をかけたりする。あるいはiPhone・Androidのモバイルアプリで、スマートフォンをテーブルに置いて対面の会話を録音する。

つまりWaveは、ビデオ会議に限らずあらゆる種類の会話で使えます。対面の会議、講義、インタビュー、診察、電話、カフェでのブレインストーミング。違いは、Waveにボットがないことではなく——ボットが4つの選択肢のひとつであって、唯一の手段ではないという点です。

プライバシーとデータの扱い

プライバシーは、この2つのツールが鋭く分かれるポイントです。Fireflies.aiは録音をクラウドで処理し、文字起こしを自社サーバーに保存します。データの取り扱いに厳しい要件を持つチームにとっては、会議データがどこに置かれ、誰がアクセスできるのかという疑問につながりかねません。

Waveはプライバシーファーストの設計で作られています。あなたのデータをAIモデルの学習に使うことは一切なくSOC 2に準拠——つまりセキュリティ、可用性、機密性の厳格な基準を満たしています。デリケートな会話——法律相談、診察、人事面談——を録音するなら、これは重要です。

さらにWaveでは、録音方法そのものを選べます。透明性が求められる場では会議ボットを。参加者リストにボットを載せずに音声を記録したいときは、デスクトップアプリやモバイルレコーダーを。この柔軟性があるからこそ、場面に合わせて録音方法を使い分けられます。

機能比較

  • 録音方法:Waveは4つ(会議ボット、デスクトップアプリ、VoIPダイヤラー、モバイルのマイク)。Fireflies.aiは1つ(会議ボット)です。
  • 対面の会議:Waveはモバイルアプリで対応。Fireflies.aiは非対応で、ビデオ会議向けに設計されています。
  • 電話:Waveは内蔵のVoIPダイヤラーで通話を録音。Fireflies.aiは電話を録音できません。
  • ビデオ会議:どちらもZoom・Teams・Meetに参加可能。Waveはさらに、ボットを参加させずにデスクトップアプリでシステム音声をキャプチャできます。
  • 話者識別:どちらも文字起こしに話者ラベルを付けられます。
  • AI要約:どちらも要点とアクションアイテム付きの会議要約を自動生成します。
  • 対応プラットフォーム:WaveはiPhone・Android・Mac・Windows・Webに対応。Fireflies.aiはWebが中心で、モバイルアプリは再生向けです。
  • CRM連携:Fireflies.aiはSalesforce・HubSpotなどのCRMとの深い連携を提供。WaveはオープンAPIと、AIアシスタント向けのMCPプロトコルで連携できます。
  • チームコラボレーション:Fireflies.aiはチームワークスペース、コメント、会議ライブラリの共有機能を内蔵。Waveは手軽な共有オプションを備えた個人利用向けの設計です。
  • プライバシー:WaveはSOC 2に準拠し、あなたのデータで学習することは一切ありません。Fireflies.aiはデータをクラウドで処理・保存します。
  • ボットの可視性:Fireflies.aiは常に参加者に見えるボットを使用。Waveはボットも選べますが、ボットなしの方法(デスクトップ録音・モバイル録音)も備えています。

Fireflies.aiが輝く場面

Fireflies.aiは、CRMの中で仕事が完結している営業チームや組織にとって有力な選択肢です。Zoomの通話をSalesforceに記録し、商談に関わる会話を自動でタグ付けし、会議メモを大人数のチームで共有する——そんなワークフローが中心なら、Fireflies.aiにはそのための専用機能があります。文字起こしライブラリの共有、コメントスレッド、分析ダッシュボードといったチームコラボレーションツールは、同じ会議記録に複数の人がアクセスする必要がある組織のために設計されています。

カレンダー上の会議にボットが自動参加する方式も、重要な会議のすべてがスケジュール済みのビデオ会議なら快適に機能します。一度設定すれば、あとは何も考えなくてよいのです。

Waveが勝る場面

会議のすべてがZoomで行われるわけではないなら、Waveのほうが合っています。講義を録音する学生はモバイルアプリを。クライアントと電話するコンサルタントはVoIPダイヤラーを。Zoom会議が連続するリモートワーカーはデスクトップアプリか会議ボットを。録音方法をひとつに縛らず複数用意しているからこそ、Waveはこのすべてをカバーできます。

プライバシーまわりの柔軟性でもWaveが勝ります。録音が前提の場ではボットを。慎重さが求められる場ではデスクトップアプリやモバイルレコーダーを。データがAIの学習に使われることはなく、アプリはSOC 2に準拠しています。規制の厳しい業界のプロフェッショナルにとって、ボットなしで録音できる選択肢は大きなアドバンテージです。

どちらを選ぶべき?

ビデオ会議向けのCRM連携と会議ライブラリの共有を必要とする、大規模な営業チームの一員なら、Fireflies.aiはそのワークフローのために作られたツールです。

ビデオ会議、対面の会議、電話、講義——どこでも使えて、それぞれの録音方法を柔軟に選べる会議文字起こしアプリが欲しいなら、より万能なのはWaveです。ボットが合う場面では使い、合わない場面では使わない。どちらの場合も、データはあなたの管理下に置かれます。

Wave vs Fireflies.aiに関するよくある質問

Firefliesで電話を録音できますか?

Firefliesは会議ボット型のプロダクトです。構成によっては電話回線経由で会議にダイヤルインできますが、2人の間の1対1の電話を録音するようには設計されていません。Waveにはまさにそのための内蔵Phone Bridgeがあり、iPhoneとAndroidの発着信を直接録音します。

Firefliesで対面の会議を録音できますか?

標準機能としてはできません。Firefliesのボットモデルは、スケジュール済みのビデオ会議を前提に作られています。対面の会話には別の録音手段が必要になります。Waveなら1つのアプリで両方に対応します。対面ではスマートフォン、Apple Watch、またはWave Desktopで録音ボタンを押し、ビデオ会議ではWaveのボットをZoom・Meet・Teamsに参加させればよいのです。

Firefliesのモバイル録音機能は充実していますか?

Firefliesのモバイルアプリは会議の管理が中心で、端末上でのモバイルファーストな録音はこのプロダクトの主軸ではありません。Waveはモバイルファーストです——iPhone・Androidでの録音こそが主役で、会議ボットは追加の選択肢という位置づけです。

FirefliesのCRM連携はWaveより強力ですか?

FirefliesはCRMへの自動記録に大きく投資してきました——それが最大の強みであり、すでにHubSpotやSalesforceを軸に動いているアウトバウンド営業組織がFirefliesを選ぶ十分な理由になります。WaveのAPIとMCPサーバーを使えば、録音をCRMを含む任意のツールに自分のやり方でつなぎ込めます——ただし、設定不要で完成されたCRMワークフローが要件なら、現時点ではFirefliesのほうが成熟した選択肢です。

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